令和3年夏季ご挨拶
暑中お見舞申し上げます。
本年も早や7月、独立して35年目です。
春から桜、梅雨と四季の進行が早く、コロナ、コロナの毎日です。
我が事務所は、個人、法人の確定申告に加え、コロナ関連業務が加わりましたが、感染者もなく割と順調に推移しました。
扨て、半年の区切りですので、皆様に現状及び今後についてご報告させて頂きます。
1,本年前半
(1)コロナ対応
全世界パンデミックで、影響の範囲が広く当所でも昨年より所内の感染対策と約350件のコロナ関連諸手続きに加え、人吉水害対応手続同時進行で終始しましたが、皆様との絆や職員能力向上になりホッと一息です。
(2)DX対応
コロナ対策も加わりZOOM、メール、クラウドとテレワーク対応が都会では多くなり、昨年開設したテレワーク室が役立ちました。
しかし、地方では旧来通りで地域差のある対応となり、DXは人財、地域、業種、規模等により個別対応が必要です。何かありましたらご相談ください。
又、CBT教室も開設準備中です。
CBTとは、各種試験等をパソコン対応で行う試験形態で、距離や時間の制約が少なく、コロナ後も必要であり、TAC熊本校の関連として運営予定です。
1,本年後半
(1)人材育成
所内業務統一、平準化対策が一段落し、営業も順調ですので、税理士や社労士試験終了後、東京、福岡、熊本で高度人材を登用し、人材育成する必要があります。何事も一人前になるには10年です。人材育成はいつにおいても永遠のテーマです。
(2)K字回復へ向けて → コロナ後企業は対応により回復が二極化する
今後、時代の価値観や具体的動向はどうなるのか、事務所の実力に合わせながら、職員と共に人材、資金、実績を踏まえて、35年前の初心を忘れず、まず我々がK字回復に向けて、会計、税務、労務、その他行政手続きに対応できる総合事務所として皆様に貢献できればと思います。
今後共よろしくお願いします。
~上半期の読書~
- 「10年後、君に仕事はあるのか?」藤原和博 著 筑摩書房 ★ 未来を生きる考え方
- 「新型格差社会」山田昌弘 著 朝日新書 ★コロナ禍による日本社会の格差
令和3年夏 東京会計グループ
代表社員・税理士・行政書士
梶山 春男