令和6年冬季ご挨拶
今年も年末となりました。皆様にはお世話になりありがとうございます。
まず、今年の報告と今後の目標です。
1、今年の報告
(1) 前半は、例年の如く個人、法人の確定申告、多忙な毎日でした。
本年6月に北九州支店を開設し片山税理士が加入、国内8事業所体制となりました。
(2) 後半は、11月に行政書士法人の本店を東京に移転。
税理士(12名)社労士(4名)行政書士(5名)の3法人、東京本店体制となり当グループの設立趣旨に向けて、一応の前進はできたと思います。
2、今後の目標
(1) 求人と新人育成
少子高齢社会に対応すべく求人と新人育成が大切です。
約5年前より「働き方改革」が進められ、仕事に対する考え方が特に若い世代で変化が顕著です。
我々は専門職ですので人並以上の努力は当然のことです。「働き方改革」とバランスを取りながら、職業会計人の責務を全うするため、専門知識を担保する必要があります。
(2) 得意分野の確立
当所の得意分野は、公益法人とDX対応です。
公益法人は来年より改正がスタートしますので、今後3年間で現状の顧問先50件から100件へ、全国シェアの1%が目標です。
又、資格者は個性を生かした得意分野を確立し、労働生産性向上を達成する事が大切です。
そして、労働生産性向上の為には事務所全員の意識改革とDX活用が必須となり、具体的にはクラウド、電子申告等の導入によるDX化対応が急務です。
(3) 法律改正適応
インボイス、電帳法、定額減税と法律改正対応は当然ですが、役所のDX化が速くなり実務的には大変です。
これらに適応できねばいずれ淘汰されます。
理念を大切にして、全員で時代に適応するしかありません。
最後に、事務所方針として、グループ設立趣旨を大切に明確な目標、素直な仕事と努力を継続できればと思います。
今後共、宜しくお願いします。
~ その他 ~
(1) 読書 「マネジメント」 ピーター・ドラッカー著 日経BP社出版
→ 約50年前の組織論です。
(2) 先人巡り 宮崎 滔天 8月 熊本県荒尾市
令和6年冬 東京会計グループ
代表社員・税理士・行政書士
梶山 春男